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マスコット01 空気ノ機械ノ尾ッポって?

空気ノ機械ノ尾ッポvol.10
〜 X 〜

 


Cast 原寿彦 / 松川晃子 / 平純一郎 /滝友美
   高橋清彦(アクターズオフィス)
   今 愛美 / 江原しおり / 坂口 十 / 有働マコ

Stuff 照明:池田圭子 / 宣伝美術:井手口智人
   音響:仙浪昌弥 / 舞台監督:岩間麻衣子



vol.10チラシ

vol.10〜写真1


vol.10〜写真3

Story内容

箱の話。
箱が一つ。中には何も入っていない。ただのゴミだ。けれど、この人はそうは思わなかった。この箱に何かすれば、何かあれば、「すっごい箱」になるかと考える。

台本抜粋

〜シーン「満開の花」より抜粋〜
A  そういうことな
B  そういうことだ

B  誰のもので、何に使われたのか…知らんがな
A  なんでここにあるかも…知らんがな
B  ただ、ここにあるんじゃないってこと
A  だれかがここに置いたって事。
B  ただ、あるんじゃないってこと。
A  誰かにここに置かれたって事。
B  …そしてまた、誰かに会うって事。
A  私たちに会ったように。
B  会ったように
A  …そしてまた、誰かに会うって事。
B  …誰かに呼び止められるって事。
A  何かに助けられて
B  何かにささやかれて
A  何かに怖がられて…
B  誰かに会うって事。
A  そう
B  もしかしたら、会わなくても…
A  …いいのかもしれない。
B  (箱に)おまえって、なんだ?
A  ただの箱だ。そう、この図は、恥ずかしい。

舞台風景

道の形はカーペットで作り、脇に雑草の形を新聞紙で置く。遠くに見るであろう背景に垂木をつるす。緑の斜幕は、建築用のもの。素舞台を出して骨組みが見えるようにする。

 vol.10〜写真2

マザーグースを手にしたわけ

…マザーグースを手にした訳…意味が無く見えても、物語という確固たるモノが無くても、舞台に見えるモノに「何か」を感じてもらえたらと、考えてもらえたらと、想像してもらえたらと考えました。マザーグースは、「面白い」「心地よい」言葉の表現で、視野を広くしてくれます。大変残酷な箇所も沢山あります。それがまた、人・人間をビシビシと感じることが出来ます。柔らかな言葉の中で、宇宙すら感じることも出来ます。楽しさや寂しさや気持ちよさが、無意味や「わからない」という言葉だけでなく、心動かされるモノになる。「こういうモノを舞台で作りたい!」とマザーグースを題材にしました。
※本公演の最後の挨拶は、白秋が訳した時に書いた「はしがき」の一部です。
<マザーグース>英語圏に伝わる、世界的に有名な「おとぎ唄」「わらべ唄」。「ロンドン橋落ちた」や「こまどりのお葬式」などがある。左にある唄は、個人的に一番好きな唄です。
★豆知識★
フランスのペローの童話集が1729年にイギリスで出版されたとき、その副題が'Mother Goose's Tales'というものでした。イギリスの出版業者ジョン・ニューベリーは、このタイトルを拝借して自分が編集した童謡集に'Mother Goose's Melody'と名付け、1765年ごろに出版しました。これ以降、伝承童謡集にMother Gooseというタイトルが付けられるようになりました。なお、アメリカではMother Goose Rhymes、イギリスではNursery Rhymesの呼称が多いと言われています。日本では大正11年に北原白秋が『まざあ・ぐうす』を出し、Mother Gooseという呼称が知られるようになりました。

ご挨拶

夏です! 夏です! サマーです。サマーです。みなさん、お客サマー、お世話サマーです!!!
今回、我々は10回目という区切りを迎え、もう一度原点を見直して見ようと考えました。
そう、思い直すと…
稽古場を逃げ出したり、号泣したり、怒鳴ったり、壁にぶつかって血を流したり…違う、違う、こういうの稽古場のグルグルではなくて…これは思い出。
そう、思い直すと…
公演のたびに、いろいろな形のワクワクやキラキラ、ドキドキを見つけていく。発見の連続、思い出の中の事ではない。

今回は挑戦です!
みなサマーに挑戦します。戦いです。
この劇団の思い、したいこと、是非是非感じ取っていただきたいと思います。
そんなこんなで、やってみよう!
ああ、暑い。そうそう夏。なんでこんな時期に。あついあつい。著:座長 原 寿彦
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今回のTitle、「X」は人によってとらえ方が変わります。「エックス」「カイ」「テン」「なぞ」等々でしょう。もし他の呼び方、捉え方がありましたら、どうぞ教えてくださいませ。
さて、今回のお芝居は、「箱」を題材に考えました。私には幼少の頃からずっと持っている箱が一つあります。その箱はタバコを入れていたであろう缶で、手のひらに乗るほどの大きさです。何が入っているわけではありません。いつも空です。捨てれば良いんです。そうなんですけど、そのときになるとどうも気になって…結局、いつも机の傍らにあります。いったい何を入れればいいのだろうかと一度、真剣に考えたこともありますが、全く思いつかず…。そうこうしている間に、四隅に錆がつきました。今も、机の脇にそっと居るのです。私の『箱』はいつだって空箱のままです。『箱』は関わる人々によって変わります。それはゴミ箱にもなり、それは宝箱にもなり、たまには机になり、たまには故郷の臭いがし、たまには…。「すっごい箱」だったら、中身はやっぱりすっごいものでしょう。では、この芝居、いったい『箱』には何が入っているのか、この想像の域を出られるのか、これは『箱』への挑戦です。
お芝居は、玉手箱のような、おもちゃ箱のような、そんな内容になっております。途中、お客様に挑戦していただくこともあります。何卒、よろしくお願いいたします。70分の『箱』の話をどうぞ、楽しんでくださいませ。
著: 松川晃子


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