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マスコット01 公演履歴

空気ノ機械ノ尾ッポvol.4
〜イマボク〜

 
Cast 原寿彦 / 松川晃子 / 舘智子 / 坂田真紀子
   高橋清彦

Stuff 照明:池田圭子 / 宣伝美術:坂本千明
   音楽:山田須美子 / 音響:仙浪昌弥

vol.4チラシ

vol.4〜写真1

Story内容

ものすごい匂いがする人と出会う「普通の人」。自分が洋服や靴に守られ、ぬくぬくしているのに嫌気が差す。なんでこんなにスゴイ臭いがするんだ!

台本抜粋

〜シーン「登場」より抜粋〜
囲われ人 その目、生きていても死んでいてもいい目だ
普通の人 なんだこの臭い…。君はこんな臭いの中でいったい
      何をしていたんだ。
囲われ人 それなら聞く、お前はそこでいったい何をしている?
普通の人 なんだその目、暑苦しいったら無い
囲われ人 ああ、そうさ。これが生きている目だ。
普通の人 まるで油が滴るような…そのギラギラな目だ
囲われ人 ああ、そうさ。この世をギトギトにしてやるんだ。
普通の人 どうしてそうもギトギトなんだ
囲われ人 なんでだろう、全てが放出する勢いだ、ドバーってな
普通の人 その中で、その狭い中で何をしていた、
     どうすればそのギトギトな目になる…どうしてだ
囲われ人 ああ、そうだろう。俺様だって不思議なんだぜ、
      体中に電気が走る!

vol.4〜写真2
ご挨拶
私の故郷は石川県金沢。そこに母も父も健在です。その母から電話があった。内容は私の体の心配と金銭的なことだった。
 …まったく、今年30にもなろうというのに…。小一時間ほどたわいもない話をした後、電話を切ろうとした私に母が「だらしないことしてないでよ、いつでも思っていますからね」なんて…なんて照れるような一言を投げた。投げっぱなしで母は電話を切った。
 恥ずかしながらとても嬉しかった。
 …いったい私は何をしているんだ。母が私を思いだしているこの今、この瞬間、何をしているんだ、と。母に対しても父に対しても恥ずかしくないようにいたい。それはどういうことなのかはわからない。けれど、ただ心がけていようと思う。いつの日か、それが母や父の死に際かもしれないが、「ご心配には及びません。私のやり方で私は生きてこれましたよ。ありがとう」と胸を張って言いたい。 …言いたい?
 これではただの願望ではないのか。いつかこうしたいということじゃないか。
 そんなことは今はどうでもいい。いったい、私は今何をしているんだ。お願い事か? そんなもんなのか?
 とまあ、こんな流れで今回の作品を書くに至りました。
【今】をモチーフにごく普通に生きる男と極端に生に走った男の話です。
 空気ノ機械ノ尾ッポの芝居をご覧になった方には察しが付くかと思いますが、物語演劇ではありません。シーンの羅列に他ならないものです。それを物語として完成させるのは役者たちの、そして見ていただく方々の想像力です。
 この「イマボク」をご覧になったお客様達が、両腕を伸ばし体全身、頭の中まで爽快感に浸って頂ければ今回の芝居「イマボク」が成功したという事でしょう。著・松川晃子

舞台風景

このときの舞台装置は布を裂き、それを繋げて腕で編んで作ったものです。

vol.4〜写真3


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